令和3年6月10日第45回備後地域連携を考える会を実施いたしました。

今回もコロナウィルス感染症対策としてWEBのみの開催とし、演者の伊藤先生、座長を務めていただい

た当法人理事でもある沼隈病院 國吉先生、大田理事長とをそれぞれリモートでつなぎ、実施いたしました。

【特別講演】

特別講演は広島大学病院 総合内科・総合診療科 教授 伊藤 公訓 先生より、『総合医がつくる上部消化管診療の未来』について、ご講演いただきました。

<講演要旨>

  • 総合診療科では緊急の場合の対応から相談まで幅広く行い、プライマリ・ケアを行う医師(総合医)は、多様な病状の診断、治療を行うため、様々な専門分野の知識を幅広く必要とする。
  • 地域に求められる総合医とは、

①幅広い症状に対して診療ができる

②初期診療に必ず対応できる

③地域のニーズに応じて自らを柔軟に対応させることができる

  • 総合医の主な診療範囲は、

①多領域疾患(不明熱など)

②多愁訴症例(心療内科領域)

③複数診療科の診療調整

  • 理想の総合診療医とは、地域の人々を支え、次の時代(未来)を担う医師。総合医は全国的に非常に少なく、総合医を増やしていくことが重要。

以上の内容について、事例とともにわかりやすくご講演いただきました。講演後、座長の國吉先生からは、前任地沖縄県でのご自身の取り組みから総合医の必要性と不足について説明され、総合医を増やすため備後地域でできることを考えていきたいと話されました。

【閉会挨拶】

NPO法人備後脳卒中ネットワーク理事長 大田泰正より、閉会の挨拶をいたしました。ご講演内容は聴講した先生方の今後の診療の参考にしていただけること、当法人は脳卒中を中心とした会なので、それぞれの医師がどんな役割を果たしていくか追及していきたいと話しました。また、急性期の連携のあり方について、急性期の会を立ち上げ検討を始めているが、回復期についても評価・資料の標準化を目指し、会を立ち上げ検討していくことを話し、関係の方々のご協力をお願いして挨拶を締めくくりました。

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共催の武田薬品工業株式会社様のご協力により、リモート講演会をスムーズに開催することができました。

第45回備後地域連携を考える会を開催いたしました。