令和2年9月17日脳神経センター大田記念病院にて、備後地区脳卒中講演会を開催いたしました。

今回もコロナウィルス感染症対策として、ウエブでの講演となりました。講演を行なっていただく平野先生と、座長の大田理事長の会場と、予め参加希望の連絡をいただいた会員の方を、Teamsアプリを使用しそれぞれの会場をつないで開催しました。

【開会挨拶】

開催にあたり座長の大田理事長より、福山市のコロナウィルス感染は依然と続きそうであり、しばらく開催形式についても工夫が必要だと話されました。

 

理事長
 【特別講演】

講    師:杏林大学医学部 脳卒中医学教室 教授            平野 照之 先生

テーマ:「COVID-19と抗凝固療法~日本脳卒中学会版 Protected cord stroke(JSS-PCS)解説を含め~」

講演では、まず今回のコロナウィルス禍の脳卒中疾患について話されました。

コロナウィルス感染症者数が増加している間、脳卒中の患者数としては、減っていたこと、その理由としては、ステイホームの影響、受診抑制、感染拡大が起こっている地域では医療機関の受入困難(医療材料不足、スタッフ不足等)などが挙げられるとのことでした。また、脳卒中の既往がある患者は、重症化しやすいこと、コロナウイルスに感染すると、再発リスクが上がると話されました。

脳卒中診療は、コロナウィルス感染症があっても早急に行われる必要があり、医療従事者を守る為にも、コロナウイルス感染症対策が必要となり、日本脳卒中学会が4月20日に発表したCOVID-19 対応脳卒中プロトコル(日本脳卒中学会版Protected Code Stroke : JSS-PCS)について話されました。コロナウイルス感染が否定できない患者が搬送されている状況下で、医療従事者をどのように守りながら治療を行うかについて、マスク・フェイスシールド着用や施設内のゾーニング、検査方法について経験に基づいて話されました。

また、コロナ禍において受診の遅れ等見られる為、脳卒中治療や予防について、市民に正しく伝わるように、これまで以上に啓発活動が必要なことも話されました。

当法人の活動についてもコロナウイルス感染症に注意しながら、継続できる方法を検討していきたいと思います。

 

備後地区脳卒中講演会を開催いたしました。